
車中泊仕様にベッドを作りたいけど方法は?
という方に、今回は私たちが作ってよかったベッドの作り方を紹介します。
ちなみに、筆者は(@akane_vanlife)自作したベッドで毎日車中泊を約半年間していますが、今のところ不便なく綺麗な状態を保ちながら使えています。
手順自体はとても単純で簡単です。
ただ、制作時のポイントがあるので、そちらはしっかりと押さえながら作ってみてください!
参考:車中泊用ベッド作りの動画
動画はテキストよりも、作っている手順が流れて見えるのでわかりやすいと思います。
お時間ある時はこちらも参考にしてください!

バンライフにベッドは必須。ここは手を抜かず頑張ろう!
車中泊用ベッド作り・必要なもの
ベッド作りで必要な道具はこちらです。
※リンクは実際使った物です(Amazon、楽天)
この中でも特に、『合皮レザー』は買って正解でした!
レザーの質感は夏には少し暑いものの、車全体の高級感が出て、まさに「家」のような仕上がりになります。
また、水が飛んでもすぐに拭けばサラリとしたまま維持できるのでおすすめ。

夏はレザーは暑いので冷間マットを引くのが良いよ!
車中泊用ベッドの作り方・手順
作り方は以下のとおりです。
- 板張りを作る
- マットレスを切り取る
- マットレスに板を貼る
- 合皮レザーを巻きつける
- 車内にはめて完成!
詳しく解説します。
板張りを作る
まずはマットを貼り付けるための板を用意します。
私たちは床下収納なので、6等分にしてありますが、もちろん大きな1枚でもOK。
ここは車の用途に合わせて作りましょう。
板はホームセンターに売っている普通合板を使いました。
板張りを作るポイント
板を作る時のポイントとして、四角に切る部分は簡単ですが、端まで板を置くなら、車内の壁はどうしても凹凸部分があるので、ここだけは慎重に。
少し時間がかかっても、この隙間が綺麗に埋まると仕上がりも全然違います。
この凹凸部分をうまく切り取るために使う便利アイテムがこちら。
これは『型取りゲージ』というものです。
私たちはこれを買って、木に書き写して使いました。
価格も1000円から3000円ほどで安くてお手頃。

最初は難しいけど、慣れてくると上手に型取りができるアイテムだよ!
これを使わないなら、段ボールを細かく折りながら調節するという方法もあります。
ご自身に合う方で凹凸部分を綺麗に切り取りましょう。
マットレスを切り取る
次は板に合わせてマットを切り取ります。
私たちが使ったのは、ホームセンターにも売っている、普通のマットレス。

すごくもったいないけど中身だけ切り取るよ!
どんなマットレスを購入しても良いですが、用途によって考えてみてください。
例えば、これから車旅で毎日そのベッドで寝るなら、少し高さのあるマットレスにしておきましょう。
私たちは2人で寝る用だったので、マットレスの高さが10㎝近くあるものを購入しました。
高さだけでなく、硬さにこだわる方、オーダーメイドされる方もいます。
マットレスが決まれば、以下のように、シーツ部分はカッターで切り込みを入れます。
車の大きさによっても、選ぶマットレスが変わると思うので、そこだけ注意してください。
マットレスのスポンジ部分だけを出したら、板に合わせて、カッターで切ります。
私たちのように6等分などたくさん区分けしていると大変ですが、4分割くらいならすぐ終わりますよ!
マットレスに板を貼る
マットと板が用意できたら、『スプレーボンド』でくっつけます。
スプレーボンドの使い方は、本体にも記載がありますが、ボンドを振りかけてすぐに貼り付けるのは✖️。
5分ほど少し時間を置いて、ボンドの色が変わってきてからマットレスとくっつけます。
私たちは、マット側と板側の両方にボンドは降りました。
スプレーボンドが変色し、しっかりと貼り付けたらあとは上から押して、ズレないように待ちます。

体重をかけなくても、重いものを置いておけばOKです!
私たちは多めにスプレーボンドを振りかけたので、2本は必要でした。
近くのホームセンターに行った際は少し多めに買っておくことをおすすめします。
合皮レザーを巻く
最後は、マットレスに合皮レザーを巻いていきます。
ここはできれば2人がかりですることをお勧めします。※理由は後ほど
レザーが汚れてしまわないように、地面に段ボールや布か何かを引いてから始めましょう。
その上に、先ほど作ったマットレスを乗せます。
レザーの巻き方ポイント
まずはマットレスの角から四隅に向かって切って、そこから図のように三角部分を切り落とします。
あとは片方ずつ上に織り込むだけです。詳しい方法は動画をみていただくとイメージしやすいと思います!
この時に、要注意なのが、「レザーをちぎれるくらい引っ張ってからタッカーを打つ」。
これが本当に重要!!
レザーはかなり強く引っ張っても、シワが入りやすいのです。
私たちも一度挑戦しましたが、それでも、少し動かすと中のマットレスが動いて、レザーにしわが入りました。

引っ張りが弱くて、結局やり直しになってしまった…。
今後、車中泊用のベッドにするなら、きっと寝返りを打ったり、物を乗せたりなど余計にシワがよるはずです。
※極力、綺麗な状態を保つためにも、ここは力を入れて頑張ってください!
2人でするなら、1人はこれ以上引っ張れないほどレザーを引っ張って、1人は上からタッカーで打てばOKです。
車中泊用ベッド・完成!
最後は、完成したマットレスを車内にあてはめて完成です!
板張りが時間がかかる場合は最短2日、上のマットレスだけなら最短1日で完成します。
- 板張りを作る
- マットレスを切り取る
- マットレスに板を貼る
- 合皮レザーを巻きつける
- 車内にはめて完成!
手順もそこまで難しくないので、ぜひ挑戦してみてください!
そのほか、車・軽バンDIYの方法はYouTubeに載せています。こちらもご覧ください!