軽バンの改造

後部座席を外すなら構造変更しておかないとまずい理由

キャンパー
キャンパー
キャンピングカーを自作したいけど構造変更って必要なの?

とお悩みの方へ。

または

後部座席を車検の時だけ戻せばいいや〜と考えていた方、ちょっとお待ちください!

今回は私たちが経験した、自作キャンピングカーは構造変更しなければいけない理由があったのでお伝えします。

【筆者について】

筆者は実際に『軽バン』でキャンピングカーを自作し、2人で日本を旅しています。車選びから、車検、構造変更、内装の改造まで自分達で行いました。

特に自作キャンピングカーで旅に出ようと思っている方は必須です。

 

構造変更しなければいけない理由

最初に結論からお伝えしますが、構造変更をしていないと

万が一の際に保険がおりない可能性がある

というのが1番の理由です。

 

実際私も後部座席を外すことは考えていましたが、特に申告せずに「車検のときだけ戻せばいいや。」くらいの軽い気持ちでいました。 

ただ、もし事故の際に保険がおりないなら別問題。
軽い気持ちでいては安心して旅する事もできません。

 

後部座席を外して走ると違反?

そもそも、『後部座席を外して公道を走ることは違反になるのか?』という疑問がありますが

これは実は、違反ではありません。

今の道路交通法にはシートを外して走行したら違法になるという規定はないからです。

警察に取り締まられる心配はないという事ですね。

 

ただ、後部座席を外して、後ろをフラットにしてマットや木材を引いたりしたとしてもそこには人を乗せて運転してはいけません。

今は道路交通法の改正で後部座席のシートベルトの着用まで義務化されている上、「乗車積載方法違反」にあたり、これは違法になるので注意しましょう。

 

後部座席を外すと車検は通らない?

では車検はどうなるのか?

これは後部座席を外して行った場合は構造変更していなければ通りません。

『乗車定員4名』と書いてあるにも関わらず、4名分乗る事のできる場所が確保されていないからです。

ですので、後部座席を外しての運転は警察に取り締まられる事はないが、車検には通らない、という事ですね。

 

では、「車検の時だけシートを戻せばいいのでは?」と思われがちですがそれは、問題があります。

それは、最初にお伝えしたように『保険がおりない可能性がある』こと。

真実を確かめるために大手の保険会社に電話で問い合わせしました。

 

各保険会社の回答

筆者はネット自動車保険で最も安かったチューリッヒ保険会社で自動車保険に入っていますが、いくつかの保険会社にも問い合わせてみました。

結果はこちら。

  • チューリッヒ保険
    車が車検証と全く同じ状態でないと保険適用外です

  • SBI損保
    →違法改造でなければ申し込み可能だか車両保険は入れない可能性があります

  • ソニー損保
    車が車検証と全く同じ状態でないと保険適用外です

  • 三井ダイレクト保険
    事故に直接関係しない改造なら申し込み可能な場合があります

結局、どこも『後部座席を外していたら保険がおりるかはグレーゾーン』という曖昧な回答でした。

 

保険会社だけでなく、構造変更の陸運局に問い合わせたところ

担当者
担当者
保険会社の担当者による、、という感じですね。後部座席を外した事がきっかけになる事故は考えにくいですが、絶対に万が一のときに保険がおりるとは言えないのが現状です。

とのこと。

まとめると、

保険会社の担当者によるので必ず保険がおりるとは限らない

が答えでした。

どうも車検証と車が同じ状態でないと判断をされた場合、保険がおりないようです。

車検証のこの部分、

定員乗車人数が4人なのにも関わらず2名分の座席が無いのは車検証と違うじゃないか、となるわけですね…。

後部座席を取るなら構造変更はしよう

万が一のときに保険金がおりないなんて事があればせっかくキャンピングカーを自作しても、旅やキャンプを楽しむことができません。

私たちは車検の期間もまだ残っていましたが早急に構造変更の手続きに行きました。

構造変更の流れはこちらに書いています。

 

 

後部座席を取るなら・まとめ

後部座席を外していると

  • 道路交通法で違反にはならない
    (荷室に人を乗せて運転は×)

  • 車検は通らない
    ⇒4名乗車の記載があるから

  • 万が一の先に保険が下りない
    ⇒絶対ではないが、担当者によることも

せっかく車を購入し、キャンピングカーを自作するなら、事故で保険がおりないなんて不安は無くしてキャンプや旅に出たいものです。

後部座席を外して運転すると決めているなら、構造変更は思っているよりも簡単に手続きは可能ですし、早めに済ませておくことをおすすめします。