
とお困りの方へ
実は鳥取砂丘は許可を取ればドローンを飛ばすことができます。
大抵の観光地化されている場所ではドローンは禁止されている中、これは嬉しいことですね。
また、許可と言っても難しいものではなく、当日でも簡単に行えるものでした。
この記事では、実際に私がドローンを飛ばすために行った手順を紹介します。
【本記事でわかること】
- 鳥取砂丘でドローンを飛ばせる条件
- 鳥取砂丘でドローンを飛ばすための手順
鳥取砂丘でドローンを飛ばせる条件
ドローンはいつでも飛ばせる訳ではなく、実はその日の天候の状態によります。
- 平均風速5m/秒以内
- 最大風速10 /秒以内
上の条件は、ドローンは人との接触、紛失の恐れがあるため、強風時は使わないようにするために上記のルールが設けられています。
平均風速が5m/秒以内でも、最大風速が10m/秒以上であれば、天候が安定していない証拠ですので、飛ばせません。
また、当然ですが、飛ばせたとしても人の少ない場所を選び、ドローンが目視できる範囲内で飛ばしましょう。
✔️平均風速の調べ方
→「鳥取砂丘ナビ」をチェック
こちらのホームページの右上は常に更新されていて、一目で今の鳥取砂丘の天候状態を知ることができます。

鳥取砂丘でドローンを飛ばす手順
1.観光ジオパーク推進課に連絡
2.ビジターセンターへで届け出を行う
上の2点です。順に説明します。
観光地ジオパーク推進課に連絡
当日スムーズに手続きを済ませるためには、観光ジオパーク推進課から鳥取市への連絡を済ませておく必要があります。
もし、当日にこれをしていなくても、ドローンの許可は貰えるのですが、少し時間がかかるのでして連絡しておくのがベストです。
✔️鳥取市観光・ジオパーク推進課
→(TEL:0857-30-8293)
この連絡で鳥取市への申請が終わるので簡単に手続きが済みます。
当日ビジターセンターへ届け出
ビジターセンターは鳥取砂丘のメイン駐車場の直ぐそばにある施設です。
全体図で言うと東側にあります。
近くにお土産屋さんの「らくだや」があるので現地に行けばすぐ分かります。

ここでドローンを飛ばしたい旨を職員の方に伝えます。
そうすると、「鳥取市への許可はお済みですか?」と聞かれるので、自然に観光ジオパーク推進課に連絡している方は「はい」と答えましょう。
連絡していない方は、注意事項や説明を受けてから紙に個人情報を記入します。
紙は1枚ものの、名前や住所、飛行時間など簡単に記入するもののみでした。
ドローンへの注意事項は当日にも話がありますが、こちらにも載せておきます。
【砂丘内でのドローン飛行についての注意事項】
当日ビジターセンターで受け取る注意事項より抜粋
・届け出(鳥取市観光・ジオパーク推進課)
・強風時の使用は控える
・機体と操縦者の距離は100m程度までとし、目視できる範囲に限定
・第三者の有無を確認し、第三者がいる場合は不安を感じさせるような操縦は禁止
・第三者とドローンとの距離を十分に保つ
その他、航空法でも以下の行為が禁止されています。
・夜間飛行
・目視外飛行
・人または物件との間が30m未満となること
・イベントの上空での飛行
・爆発物など危険物の輸送
・物を投下させること
先程の地図で言うと、入口付近はラクダの乗車体験などで混雑しているため、西側か海のそばでの飛行をおすすめします。
上記の注意事項を守ることに同意の署名をすれば、ドローン飛行の許可がおります。
届け出というと最初は面倒なイメージがありましたが、実際は本当に簡単な手続きでした。
ビジネスセンターの職員の方もとても親切ですので、分からないことや質問は気軽にしてみてください。
鳥取砂丘でドローンを飛ばす方法・まとめ
- 前日までに鳥取観光ジオパーク推進課に連絡しておくとスムーズ(絶対ではない)
- 当日はビジターセンターに届け出を出す
- 注意事項の説明を受けると許可が下りる
ドローンは実際に人や物への損害があるのも事実です。
普通は観光地では禁止されているところ、鳥取市は今は大きなドローンでの事故が無いため、ルールを設けながらも許可してくれています。
万が一、ルールを破って損害を与えた場合、今後はドローンが飛ばせなくなる可能性も大いにあります。
ルールを守り、安全かつ人に不安を与えたり、迷惑をかけるようなことは絶対にしないようにドローンを飛ばしましょう。