
車中泊するために、たくさん荷物が入る床下収納を作りたい!
という方へ。
今回は筆者(@akane_vanlife)が軽バンで作った床下収納とベッドの作り方を紹介します!
床下収納を作る際に準備するもの
- ジグソー(工具)
- 電動サンダー(工具)
- インパクトドライバー(工具)
- 型取りゲージ
- 木材(普通合板)
- 角材
- L字金具、ビス
※リンクには実際に使った道具をAmazon、楽天から貼り付けています。
特別な物はなく、土台は木を切って貼る単純作業です。
ただ、注意する点や流れも把握する必要があるので、以下より解説します。
車に床下収納を作る工程
- 大まかに配置を決める
- 車の荷室に板張りをする
- 各隅に柱を立てる
- 部屋ごとに木を貼る
- 最後に板を被せる
詳しく解説します。
動画にもしていますので、作業の流れを見たい方はこちらもどうぞ!
大まかに配置を決める
まず、「車中泊では自分たちにとって何が必要か?」をしっかり考えましょう。

例えば、私たちは絶対にキッチンと冷蔵庫、電気系は置くと決めていたよ!
人によってはキッチンは不要だったりといろんな用途があるので、まずは、生活のしやすさ、使いやすいさを重視します。
もし、電気配線をせず、ポータブル電源を持ち運ぶ方なら、6つではなく、4つに分けるのも良いですね!
床下収納の配置のコツ
車の限られた空間の中で、配置をするなら、図のように電気と水は反対側に置くことをおすすめします。※感電の恐れがあるので
キッチンの床下には排水タンク、給水タンクを収納しています。
こんな感じで素人DIYなら細かい設計図は不要。

結局私たちも失敗と考えながら進めました!
最初にどれだけ細かく決めても素人なら必ず失敗や不備があります。
なので、最低限、持っていきたい物や設備だけは考えておきましょう!
車の荷室に板張りをする
車の荷室の布を剥がして根太を貼り、床板を敷いていきます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
各隅に柱を組む
床下収納の配置が決まり、床板張りができれば、各部屋の四隅に柱を立てていきます。
イメージは上の図の通り。
後部座席の方に柱を立てていないのは、先に別で箱を組み立ててから、後乗せする予定だからです。
柱はホームセンターに売っている角材を使用しました。これを床板にL字金具とビスで打ち付けます。
部屋ごとに木を貼る
柱の配置が決まれば、部屋割りをしていきます。流れは以下のような感じです。
①まずは荷室部分を組み立て
↓
②次は後部座席部分に別で組み立てた箱を入れる
後部座席を取り除いた場所はどうしても段差ができてしまうので、先に箱を作ってしまうことで安定するようにしました。
↓
③最後に間の柱も組み立てて完成
箱と荷室部分の間の柱もここで組み込みます。
この方法が必ずしも正解ではありませんが、
今のところ、私たち2人(女性、男性)が座っても強度としても問題なく生活できています。
最後に板を被せる
最後は各部屋ごとにあった床板を乗せていきます。
このまま塗装すれば、自転車を乗せたりもできますし、この板にマットをつければ立派なベッドにもなります。

私たちは板にマットとレザーでベッド仕様として使ってます!
また、私たちは収納がたくさん欲しいので、床下から20㎝も底上げしましたが、その分天井との距離が短くなるので、広く使いたい場合は、角材は短いものを選びましょう。
車の床下収納づくり・まとめ
- 大まかに配置を決める
- 車の荷室に板張りをする
- 各隅に柱を立てる
- 部屋ごとに木を貼る
- 最後に板を被せる
床下収納は実は工程自体は単純です。
ただ、1番基礎の土台部分をいい加減に作ってしまうと、次の工程から少しずつブレができてしまうので、ここは時間をかけてでも、床板はピッタリと合うように作ることをお勧めします!
☞そのほか、軽キャンピングカーのDIY方法はYouTubeにて解説しています!